小鳥見日記

主に茨城県菅生沼周辺の野鳥、「いつもの鳥」の記録です。探鳥会や遠征、鳥見ツアー参加記録も残しています。

浮島の蓮田を舞うタゲリ、群れるオオハシシギ


タゲリを見たい見たいと探鳥会に行くごとに言っていると、よく勧められたのが浮島湿原。
周囲のたんぼや蓮田にいるそうで、教えてくださった方は80羽以上の群れを見たとか。
あの美しいタゲリが80羽、みゃーみゃー鳴きながら飛んだら美しいだろうな、と思いながら、気づけば年末になってしまった。
シギチの渡り時期にはよく話題になるあの辺りの蓮田もどんなところか見てみたいし、年末だったら蓮根農家さんもお休みでジャマにもならないだろう、と出かけてみた。

妙岐ノ鼻の駐車場を目指すことにして、その前に車で蓮田があるあたりを通ってみた。
すると農道にチラッと鳥の姿。あれ、もしかして?
路肩に寄せて車をとめ、確認すると、え、タゲリじゃん。目的達成早い(笑)

農道の両脇に広がる蓮田を見ると、ハシビロガモ
ほかの蓮田にもなぜかハシビロガモが多かった。

田んぼのほうにも1羽のタゲリ
日が差してきて羽の色が美しいこと!

駐車場に移動して、今度は歩いて移動。
周辺に広がる葦原からはオオジュリンホオジロの声がする。
とまった1羽を双眼鏡で確認すると、あららホオアカだ、ひさしぶりー。

蓮田の間を通る道路や農道を歩く。
普段は地元の遊歩道とか公園とか山や林を歩いているので、こういう場所はどこを見ていいのかわからずキョロキョロ。そしてシギチドリ類も見る機会が少ないので全然引き出しがない。
レンコンが残っている場所や、すっかりキレイになって水しかない場所、稲刈りをした後など、いろんなところがある。

あ、イソシギだ、これは知ってる。

防鳥ネットにとまるカワセミ


土を起こした場所にいたヒバリ。

足元から鳴きながら飛び立った鳥。あの飛び方はシギチの仲間だ。
降りたところを見ると、タシギが集まっていた。
こちらはリラックスしていた組。

反対側の蓮田にはハマシギたち。

一羽だけでいたタカブシギ

ときどき鳴きながら飛ぶ様子が見られるんだけど、鳴き声が頭に入っていないので全然わからず見送るばかり。くやしい。でも仕方ない、今まで見てこなかったからな。

目論見通り、農作業する人もいないし、鳥を探して歩く人もいない。
風もないしあったかくなってきたし、のんびり歩きまわっていると、またちょっと違った集団が。

全然わからないので動画を撮った。



こちらに気づいたのか、めっちゃ見られた。ごめんなさい。
帰宅後にお世話になっているシギチマスターのお力を借りつつ調べたところ、オオハシシギとのこと。
全国的に見るとあんまり数はいない種なんですって。

歩いている間にもぽつりぽつりとタゲリがあらわれてくれた。
鳴き声も飛び方も、飛んでいる姿も特徴があるのでわかりやすい。

そろそろ駐車場へ戻ろうかと思って歩き始めると、セイタカシギがあらわれた。
見たことはあったけど、え、あなたもいるの??という感じ。
一羽だけで優雅に採餌していた。

たたずむクサシギ。…とか書いてますが、ハマシギタカブシギもその場ではわからなくて帰宅後必死で調べてます(笑)

駐車場前の葦原まで戻ると、チュウヒが飛んだ。
頭から肩のあたりが白いのは、まだ子どもなのかな。

駐車場に戻ったのが14時前だったので、塒入りを撮りにきたであろう人たちがぽつぽつと車から降りてきているタイミングだった。
この葦原をハイイロチュウヒが飛んだら、さぞ美しいだろうな。とは思うけれど、もう頭がパンパンなので帰宅。

この地域の蓮田を見てまわっているブログには、車でもまわれるようなことを書いてあるものもあった。けど、自分で歩いてみて思った。絶対車はダメ! 道は狭いし、そんなところをのろのろ走ったり路駐したら農家の方や地元の方の迷惑になる→鳥を見ている人は悪い→立ち入り禁止になるから。
こんな場末のブログですが、もしここを読んで行こうと思っている方は、車は必ず妙岐の鼻の駐車場に停めて歩いて行ってください。たいした距離じゃないです。

それにしてもシギチ沼は深い。深すぎる。
夏羽になったらすっかり見た目が変わるでしょ? シギチマスター曰く「体型と嘴は変わらない」とのことで、それはその通りなんだけど、覚えられるのか? これ。
でもめっちゃ楽しかったんだよなー、これはもう沼に片足つっこんでるな(笑)

●この日見た/声を聞いた鳥