小鳥見日記

主に茨城県菅生沼周辺の野鳥、「いつもの鳥」の記録です。探鳥会や遠征、鳥見ツアー参加記録も残しています。

シギチの楽園へ①〜東よか干潟(大授搦)へ

有明海にシギチの楽園がある」と聞いたのは今年の初めだったろうか。この世に楽園があるならぜひ見たい、それが鳥用のものならなおさらだ。
東よか干潟(大授搦=だいじゅがらみ)という場所、初めて聞いた。

いつ行くのか

大授搦の情報といえばこの方といっても過言ではないsayaka@sagaさんのnoteを読むと、6月以外ならいつでも楽しめるけれど、オススメは春の渡りシーズンのピークであるGW時期。んー、そうなってくるとおサイフにも厳しいし混雑もするだろう。
そして重要なのが潮の状況。干満差が最大6m以上になる有明海では、いつ行っても鳥が見られるわけではないそうで、オススメの日が掲載されている潮汐表が東与賀干潟ビジターセンターから発行されている。
干満差が5m以上ある日の満潮時刻の前後2時間しか観察できないそうで、結構しばりがキツイ。

4月中旬の潮の良い日を選び、一泊二日で出かけることにする。

どうやって行くのか

九州なら飛行機でしょう、LCCがお手頃価格で飛んでいないかなと思って調べると、佐賀空港発着の国内線はANAのみ。これは福岡空港発着でレンタカー移動のほうが全然安いし移動できる範囲だな、と思っていたところにANAのバーゲン運賃が!

佐賀国際空港から目的地の東よか干潟までは車で15分程度。行ったことある人に聞いたところ、最寄り駅まで電車移動→レンタサイクルがあるよ、とのことだったが、自転車なんて四半世紀乗っていないので(笑)素直にレンタカーを予約する。

羽田7:15発-9:10のフライトなら、1日目の満潮時刻=10:09に間に合う。どうか順調に飛びますように。

風はやや強めだけれど定刻に佐賀国際空港着。地方の空港はコンパクトにまとまっているので、すぐ到着ロビーに出て預けた荷物も待たずに受け取れるので大好きだ。
だからみんな機内持ち込みしないで預けたほうがいいよ。

レンタカーのカウンターがとてもよくできていて、到着ロビーから外に出てすぐの場所に小さめの建物と駐車場があり、そこに各社のカウンターと車が並んでいる。
手続きをすればすぐに出発できる。
空港にはカウンターだけで車はちょっと離れた場所→送迎車で移動して手続きして出発というのがよくあるパターンだけど、この仕組みだとすぐに車で出発できてとてもよかった。

東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」へ

到着後に駐車場で長靴はいたりフィールドスコープと三脚(持っていってみた)を出したりしても、10時03分にはこの景色を見ることができた。間に合った!

ちょっと、正気を保てない数の鳥たちがいて、どうしていいかわからない。
どこからどう見たらいいんだこれは。

遠くに無数の鳥たち。チュウシャクシギかな。強風で風の音がすごいんだけど、そこを縫って普段聞き慣れないシギチの鳴き声がする。

視界に飛び込んできたのは40羽近いクロツラヘラサギ
葛西臨海公園で6羽いるとかいないとかで大騒ぎになる鳥がわさわさいる。

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ダイシャクシギはわかった。

オレンジっぽいのは先日三番瀬で覚えた夏羽のオオソリハシシギかな。

海岸線は北西ー南東方向にずーーーっと長くて、ひがさすはちょうど東側から1/3あたりにある。海岸に降りて北西方向へ歩いて行くと、一番数が多いハマシギの群れが見えてきた。
浮島湿原の蓮田や三番瀬で見るハマシギは冬羽ばかりだったけど、夏羽になってる!
あと多い!!(笑)

引いて写真を撮ると絨毯みたいになってしまって何がなんだかわからないのだ。

まん中の大きいのはオオソリハシシギなのかオグロシギなのか。

奥に見えるカモは、関東で出ると大騒ぎになるツクシガモ。めっちゃいる。

これはごくごく一部。

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ハマシギのように小さめの鳥は他にもいて、わちゃわちゃしているのを見るのが大好きな私にとっては天国が広がっている。

中に見慣れない鳥がいる。なんだこれ、めちゃめちゃカワイイんですけど。

その場ではわからず写真だけ撮り、調べたところソリハシシギとのこと。
こんなのいるなんて知らなかった。

メダイチドリと一緒に。

左の鳥もわからなかったけど、どうやらヒバリシギのよう(違ってたら教えてください)。

ミユビシギとシロチドリも。シロチドリが風よけにされているような(笑)

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1羽だけちょっと変わった羽色の個体が寝ている。
これは知ってるやつだ、キョウジョシギ

チュウシャクシギカニをGET。
すぐにズグロカモメが奪いにくるんだけど勝率は低い。自分で獲ればいいのにね(笑)

これはムナグロに見えるけどどうだろう。

コアジサシも何羽か飛んでいた。

メダイチドリの夏羽も鮮やかだったな。
オオメダイチドリもいるそうですが、ちょっとわからない。

見るもの全部めずらしいというか、数で圧倒される感覚、ああこれがキャパオーバーというやつなんだなと思いながら海岸の端から端まで歩く。
潮が引いて鳥たちも遠くへ行ってしまい、バーダーさんたちが帰ってしまってからもしばらく歩いていた。

他の鳥たち

ついシギチに目が向いてしまうけれど、驚いたのがダイサギアオサギの数。
大きいから目立つというのもあるんだろうけど、10羽や20羽では済まないくらいいた。
カラシラサギというサギもいることがあるそうだけど、ちょっとわからなかったなあ。

あと、ツクシガモ以外にも少しずつだけどいろんなカモがいて、2日間でヨシガモカルガモマガモコガモハシビロガモホシハジロオナガガモは見つけることができた。

猛禽はトビだけ。ハヤブサの狩りとか見たかった(食べられる鳥は気の毒だけども)けど、そういうタイミングには出会えなかった。

潮が引いたあと

結局14時ごろ=満潮時刻後4時間いて、たぶん見慣れた人ならつまらないんだろうけど鳥が全くいなくなるわけではないし、チュウシャクシギなんかは潮が引いてしまってもわりと近めのところでカニを獲ってたりするので、双眼鏡で観察できて楽しかった。

干潟を出たあと

「ひがさす」の展示や展望台を見て、蓮田があるという白石町へ向かってみた。
道の駅にはレンコンの加工品が置いてあって、確かにこのあたりでレンコン栽培が盛んなのがわかる。

が、地元で行くような見渡す限り蓮田という環境はなく、公園に車をとめて周囲の蓮田+公園の中をちょっと歩く感じになった。

タシギはちゃんといた。

佐賀の公園には何がいるのか

公園の桜の木に小鳥がいて、スズメかなと双眼鏡で確認するとなんか色が違う。
え、これアトリ? しかも初めて見る夏羽!

うーわ、びっくりした。この時期にここにいる鳥なのかどうかわからないけど、1羽2羽じゃなく10羽以上の群れになっていたので移動してるのかな。
この秋冬はアトリに1回しか会えていないので、アトリ不足を補充した感じ。

なんだけど、アトリの話はまた翌日に続くんですよ(笑)

bunting.hatenablog.jp