小鳥見日記

主に茨城県菅生沼周辺の野鳥、「いつもの鳥」の記録です。探鳥会や遠征、鳥見ツアー参加記録も残しています。

5月の戸隠高原①〜囀るクロツグミ、キバシリ祭り

10月の記事で予告した通り、5月の戸隠高原ツアーに参加。

bunting.hatenablog.jp

この記事を書いている2日目の朝は、お天気さえよければ早朝探鳥→朝食を済ませてまた出発、というタイミングなんだけど、外はあいにくの大雨。
お天気には勝てないのでしかたない。おかげでゆっくりコーヒーを飲んで写真整理してブログも書けたりするわけだし。

でも初日はとてもいいお天気。特に午前中。
前回同様、集合時間が遠くから参加する方(関西の方が意外に多かった)を考慮して11時だったので、善光寺へお参りをしてから長野県立美術館へ。
前回立ち寄れず残念だったのと、見てみたいと思っていた「鈴木敏夫ジブリ展」をやっていたこともあり、9時の開館と同時にin。

展示内容は楽しみにしている人がいるといけないので触れませんが、ジブリを期待していくと裏切られるかもしれないとはちょっと思いました。鈴木敏夫さんの人生がメインです。でもグッズ販売はガッツリジブリw

長野駅に戻ってツアー開始。今回もホテル前からの風景は最高。山はまだまだ真っ白だ。

ホテル前の風景

昼食を済ませてまずは鏡池へ。ガイドさんからは「明日は雨がしっかり降りそうなので、今日のうちに頑張りましょう」との宣言が出る。人間は頑張るから鳥も頑張って、という気持ち。

標高1,000mこえているはずなのに暑い! 汗を拭きながら歩く感じ。
でも花のタイミングとしてはすごく恵まれていたようで、あちこちで群生しているミズバショウが見られた。

木の上の方で騒いでいたコサメビタキのうち一羽が見やすいところに降りてきて、しばらくポーズを取ってくれた。

コサメビタキ

その後はサンショウクイがなんとか見られたくらいで、まず出るでしょうと思われていたキビタキアオジも気配がなく、一瞬ガイドさんだけが声をとらえたコルリも結局鳴くこともなく、この場所は切り上げ。

2日目の天気予報が確認するごとに悪くなっていくようで、最初は「木道を傘さして歩くのは無理だけど、広いところなら大丈夫。だから今日は木道を歩きましょう」とのプランだったのが、「傘を差しても出られないので、今日のうちに行けるところ行って頑張って見ましょう!」という方針になり、戸隠森林植物園へ。植物園なのでまずはお花ね。今回の参加者の中にはお花にとても詳しい方も多く、都度都度名前を教えてもらった。なのにあんまり覚えてない、ごめんなさい。

トガクシショウマ

なんだっけ

池のキンクロハジロカイツブリのペアを横目で見て木道へ入ると、ほどなくしてクロツグミのきれいな囀りが聞こえてきた。

口をいっぱいにあけて歌唱中

森の中が似合う鳥

このコは本当に愛想がよくて、ずーっと同じ場所で歌ってくれて、写真もたくさん撮らせてくれた。今まで何度かクロツグミに会う機会はあったけれど、観察優先にしてしまうのでろくな写真を撮れなかった私でも、なんとか見られる写真が撮れてうれしい。

しばらく双眼鏡で見ていると、クログツミの奥で何か動くものが。

オオアカゲラ? 急いでガイドさんを呼んで確認してもらう。

オオアカゲラ

そしてクロツグミオオアカゲラを観察している最中のもずーっと鳴いていた、しかも複数だったのがキバシリ。
結果として「今日ってキバシリのお祭りなんですかね?」っていうくらい数が出てきたんだけど、ちょうど巣立ちのタイミングだったのか、まだ親が子どもにエサをあげていたり、あどけない様子の幼鳥が観察できたりして楽しかった。大きさとしては幼鳥も成鳥も見分けがつかないんだけどね、元々がちっちゃいし。

おなかの白さが際立つキバシリ

一段落したので先へ進むと、ちょっと大きめシルエットの鳥が見えた。今度はアオゲラだ!

アオゲラ

逆光で写真は厳しかったけど、双眼鏡やガイドさんのスコープでは美しい羽の色を楽しむことができた。

その後、偶然にコサメビタキの巣を見つけて静かに観察。たまたま巣に飛び込むところを見たからわかったけど、本当にわからないように上手に作っていて感心した。

ここにもミズバショウが群生していて、花も見ながら歩いていると頭上に小鳥。またコサメビタキかなと思ったら、黄色が目に入る。
「す、すみません、黄色い鳥が。」と、バカみたいなコメントで先へ進んでいたガイドさんを呼び、周りの方にも確認してもらって、本日初のキビタキ。しかも無言。オスなのにw

キビタキ

その後、ミズバショウの中にアカゲラが出てきて、キツツキコンプリート。
目の高さにはアカハラも出てきてくれた。

アカハラ

この個体ではないけれど、きれいな声で囀っている子もいて、いい雰囲気。

そろそろバスへ戻る時刻が迫ってきたところで、川辺からミソサザイの声。でもちょっと遠いから無理かも、と言いつつ歩いてみると、ガイドさんが流石の眼力で見つけてくれた!

全身を使って囀るミソサザイ

そして最後の最後に、なぜか出ていなかったアオジの囀り。夏羽で顔が真っ黒。

アオジ

今回のツアーではアオジに似たノジコを探すという目的もあるんだけど、残念ながらお目にかかれず。でも鏡池の出足の悪さからは想像できないくらいたくさんの鳥に会えて嬉しかった。

ということで、ちょうど2日目の出発時間になりましたが、まだまだ雨の勢い収まらず。
どうなるかお楽しみに。

●この日見た/声を聞いた鳥