小鳥見日記

主に茨城県菅生沼周辺の野鳥、「いつもの鳥」の記録です。探鳥会や遠征、鳥見ツアー参加記録も残しています。

秋が来た菅生沼に珍客

実は1週間前に半年ぶり2回目の「シギチの楽園」へ行ってきたのですよ。
前回はこちら。

bunting.hatenablog.jp

また浴びるようにシギチドリの仲間たちを見たり聞いたりして2回目だというのにまたキャパオーバーになり、なんとか写真と動画を絞り込んだものの記事にするところまでたどり着けず。

潮高が6.0mになる日を狙って仕事の合間を縫って行ったので仕事にも埋もれ(笑)そうこうしているうちにカモどころかハクチョウも猪苗代湖まで来てしまった。

ということで東よか干潟の話はちょっと後回しにします。

で、1ヶ月ぶりの菅生沼。
前日には探鳥会があったのに仕事で行けず、しかも下見情報も提供できず(暑くて)、土手の草は相変わらずボーボーだし、水辺へ行く道はどうかしら…と思ったら刈られてた!

江川の水門の開け閉めで水位が変わるんだけど、この日は半分沼の底が見えるくらいまでになってた。えー、これだともしかしたら何かシギチがいるかも? と双眼鏡を覗くと、案の定いたいた。でもなんだこれ?

だれ?

脚が赤いのでアカアシシギ? と思ったけど、遠くてよくわからない。
とりあえず写真を撮っておこうと撮影していたら、ハクチョウの季節によくお会いする大先輩が「なんかいるかい?」とお二人で登場。

「ツルシギいるでしょ?」とおっしゃって納得、そうだそうだ、ツルシギだ。
そうと思ってクチバシを見ると、なるほど下だけ赤い。

と、動画でも言ってます(笑)諸先輩方にいろいろ教えていただけてありがたい。

youtu.be

3羽いたよ

奥のほうではミシシッピアカミミガメとにらめっこする、たぶんクサシギ。

どちらが勝ったかな?

実は水辺の草刈りをしてくれたのはこの先輩方で、この日も手を入れてくれていたんだけど、そうこうしているうちに奥の方にいたツルシギのうち2羽が近くに飛んできてくれた。
飛翔狙いの先輩は「あー、しまった…」とガッカリされてたんだけど、私は飛んでる写真は撮れないので、近くに降りてくれてラッキー。

なんで口を開けたんだろうね

ツルシギはここでは初めて。きっとすぐ抜けちゃうんだろうけど、立ち寄ってくれてありがとう。

あとはハシビロガモが4羽とカイツブリが2羽。なぜかつるんでいる(笑)

だんだんオスはきれいになるね

最初にツルシギたちがいた場所をもう一度見てみると、猛禽類が1羽降りている。

だれ?(2回目)

獲物を持って飛んで行った。

もういつものチュウヒも来ていると聞いたので、会える日が楽しみだ。

下沼の様子も見に行くと、やっとコガモが来ていた!

全部で20羽くらいかな

水の底が出ているところには、ここではイツメンのタシギ、コチドリイソシギ

みなさんお揃いで

歩いている途中で友人から大事なメッセージが届き、鳥たちと沼を見ながら返信。
1日1日をこうして当たり前のように過ごせることは、よく考えたらすごいことだとあらためて思ったり、やっぱり行きたいところにはすぐ行ってやりたいことはすぐやろう、と思ったり。

このあと図書館に本を返すついでに逆井城跡公園に寄ってみたけど、やっぱりエゾビタキはいなかった。昨年はたまたま長期滞在で、今年はちょっと立ち寄っただけなのかもね。
だとしたらその間に3回も会えてラッキーだったな。

●この日見た/声を聞いた鳥