
夜に少し雨が降ったようで、あまり冷え込んでいない。
遊歩道の入口からは白鳥が見えたけれど、上沼に着くまでに10羽以上が飛んで行ってしまった。

いつものカメラマンさんもいなくて、久しぶりに貸切状態。
オナガガモを見たり、残った白鳥の中にうっかり出てしまったカイツブリを見たり、クイナの声が3カ所から聞こえてきて「出てこないかなー」と思っているうちに、コハクチョウが飛んできた。

一組きたと思ったらあれよあれよという間に20羽以上が飛んできた。
エナガの群れに会ったときに「エナガシャワー」と言うことがあるけれど、白鳥シャワー状態。
しかも独り占めのぜいたく。

間近で聞く白鳥の羽ばたきは「ぱたぱた」というよくある表現ではなくて、まるでうなるような音がする。
字にするなら「ぎゅいーん」とか「びーん」とか、空気が震えるような音。
飛び立つ前は「ぱたぱた」ではあるけど、大きな身体を持ち上げなければならないので助走しながらかなり激しい「ぱたぱた」音だ。
羽音の他に鳴き声もかなりの音量で、白鳥は飛ぶ前にも首を振りながら鳴くし、仲間が飛んでくる前にも鳴くし、着水したらしたで飛んできたほうも待っていたほうも鳴く。
身体が大きいので声も大きく、それを20羽でやるのでうるさいうるさい(笑)
この沼は狭いのでせいぜい100羽くらいだけど、新潟県の瓢湖なんかは5,000羽来ることもあるそうで、すごいだろうなあ。
土手を歩いている間にも、中沼(反町堤)からどんどん飛び立っていく。

箸休め的に登場したキジとキジバト。

スカスカな感じの中沼(反町堤)。
真ん中あたりの3羽も「行こうかな」っていう雰囲気だ。

採餌している様子を観察していると、なんか見慣れないのがいるぞ?
ここにはマガモやオナガガモはいつもいるけど、なんかデカい…。

あ、マガンだ! ちゃんと見たのは初めて。

先日の探鳥会で「マガンが飛んでいるよ!」との声に空を見上げたものの、どんな鳥なのかまではわからなかった。
帰宅して図鑑をみていたので、確認できてよかった。
あのとき飛んでいたのは4羽だったけど、3日後のこの日確認できたのは5羽。もう1羽もどこかにいたのかな。
気温が高めなので小鳥たちも動きがいいような気がする。
特にホオジロのさえずりがあちこちで聞こえてきて、季節が一歩進んだような感覚があった。

いつもの縄張りに出てきたジョウビタキ(オス)。
この日は遊歩道の出口でメスにも会った。

コゲラも。写真には映っていないけれど、この個体は後頭部に赤がチラッと見えた。

いつも声だけのカケスがめずらしく登場。
飛んだときにチラッと見えた羽根の青がきれいだったな。

この日はアオジもよく出てくれた。
じーっと待っていたら茂みからでてくるので、必要なのは忍耐。

以前の探鳥会で木のてっぺん近くにとまっているアオジを見つけたので「あ、あんなところにアオジがいる。」と言ったところ、ベテラン風の男性参加者に「あんなところにアオジがいるわけないだろ。」と鼻で笑われたことがある。
でもこの日、茂みから飛び出した2羽のアオジがまさに木のてっぺんにとまっていた。
相手は生き物なんだから「絶対」なんてないし、図鑑に載っていることや見たことだけが「全部」じゃない、というのは忘れないようにしなきゃな。
●この日見た/声を聞いた鳥
- マガン
- コハクチョウ
- オオハクチョウ
- カルガモ
- マガモ
- オナガガモ
- キジ
- コジュケイ(声)
- カイツブリ
- キジバト
- クイナ(声)
- チュウヒ
- トビ(声)
- コゲラ
- モズ
- カケス
- ハシボソガラス
- ハシブトガラス
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- ウグイス(声)
- エナガ
- メジロ
- ガビチョウ
- ムクドリ
- シロハラ(声)
- ツグミ
- ジョウビタキ
- スズメ
- セグロセキレイ
- ハクセキレイ
- シメ
- カワラヒワ
- ホオジロ
- オオジュリン(声)
- カシラダカ
- アオジ