心づもりとしては「早朝の戦場ヶ原でノビタキ・ホオアカ」くらいのつもりで出かけたんだけど、こんなタイトルになりました。
バードウォッチング教室のあと戦場ヶ原をちょっと歩いたところまでは前日の記事に書きました。
昨年の夏、朝5時前の戦場ヶ原の素晴らしさに味をしめたので、今シーズンも初夏になったら行こうと思っていた。そんなところにお手頃価格の宿を見つけてしまったので、せっかく奥日光へ行くんだったら一晩寝て早朝の戦場ヶ原を見てから帰りましょう、というプランを立てたわけです。
日の出時刻の午前4時半、外は雨。まあ天気には勝てないからなー。
でも5時前に駐車場に着くと、カッコウの声が! 今シーズン初だ。どこかでアカハラもキョロンキョロンとさえずっている。これだけでも来てよかった。
声だけでも聴ければいいやと、カメラは防水バッグの中、双眼鏡だけ首からぶらさげて傘をさして自然探求路へ。
そんなざあざあ降りではない。

さっそくアオジがさえずる声がする。ほかにもアカハラ、ミソサザイ、ニュウナイスズメの声。結構にぎやかだ。
だんだん雨が弱くなってきたので、カメラも出してみる。
この日に撮影したアオジさえずり動画のまとめ。最初のほうは雨の音が入っているけれど。
赤沼分岐を湯滝方面へ。木道を歩くと頭上にコサメビタキが忙しそうに飛び回る。
アオジもあちこちではりきってさえずってるし、アカハラの声が途切れることもない。
やっぱり早朝の戦場ヶ原は最高だ。
そんな感じで展望デッキまで来て、すでに声が聞こえているホオアカでも探しましょうか、と双眼鏡で見渡すと、明らかに違和感のあるヤツがいる。
だれ? ノスリとか?

振り返った。ええええ、フクロウ?

前日のバードウォッチング教室でフクロウの話が出て、「早朝に戦場ヶ原を歩いてると出てくるらしいですよ。」というのを聞いたばかり。できすぎでしょ(笑)
しばらく見ていると、2〜3分くらいずつで移動してエサを探している様子。

飛んだら座布団みたいになるのね。

なんてことを言ってたら、こっちに向かって飛んできた!
前にも書いた気がするけど、フクロウちょっとこわいんだよなあ。
あんまりじろじろ見ていると狩りもしづらいだろうから移動。
目の前に全く警戒心がないホオアカ登場

すると木道をはさんでフクロウと反対側からオオジシギの声がする。
昨年の北海道と富士山の裾野で何度も聞いたあの声だ。
たぶん2羽以上はいる感じだなー、と思っていると1羽がディスプレイフライト!
びっくりしすぎて写真も動画も撮れず。
当たりを引きすぎ。しっぺ返しが来ませんように笑
そうそう、ノビタキを探さなくちゃ。今季もようこそ。

ホオアカとはちょっと違う声がすると思っていたら、ビンズイだ。

泉門池に到着。ここでもコサメビタキが飛び回り、おしゃべりも披露。
早朝・雨という環境でどうしても暗くて見づらいんだけど、新しい双眼鏡は強かった! こういうところに差が出るのね。
折り返すと、よくキクイタダキがいる針葉樹林のあたり、頭上から声がする。
高いし逆光だし暗いしで写真は厳しかったけど、双眼鏡だとちゃんと確認できたもの。
満を持して(笑)キビタキも登場。
遠くにカッコウの姿。

どこからかフクロウの声がして、静かで誰もいない湿原にひびく。ちょっとゾクゾクする。

駐車場に戻ってきたのが9時過ぎなので、結局4時間いた。
鳥が目的の人とは一人だけすれ違ったけど、まあこんな天気じゃよっぽどの物好きじゃないと来ないわよね(笑)
ゴジュウカラが最後かと思っていたら、駐車場でニュウナイスズメの群れと会う。

あー楽しかった!
ホテルに戻ってひとっ風呂浴びてからチェックアウト。駐車場はまだ使ってもOKとのことだったので、歩いて日光自然博物館へ。
霧がすごい。戦場ヶ原は全然だったのに。

企画展の「奥日光の野鳥展」、現場を歩いて見て来たばっかりだったこともあり、とても楽しめた。あと、この博物館は映像展示にお金かけてるなー、と思う。
霧がすごすぎて華厳の滝見学ができなくなった小学生たちがわらわらやってきたけど、にぎやかでそれもよかった。
お昼前にいろは坂を降りた。楽しい2日間でした。
●この日見た/声を聞いた鳥